うさぎの逃亡日記

ある日DV をされていたことに気づいたうさぎが逃亡を目指した記録

先日

実家に用事があっていったときに

離婚についてまた聞かれたのです

どのタイミングとはまだ決まってないし

きちんとした正社員としてまだ就業が始まっていないので何とも言えないけど

それでも 必ずするよって伝えてきたのです

苗字も戻すからっていったら

母に

 

「戻さないこともできるんだよ」

 

って言われた

 

いやだよ

なんで あれだけの事をされてきたのに

この苗字を背負わないといけないの?

私は 完全にあっちの家と縁を切りたいの

あまりにも自分が情けなくって

結婚した経緯もデキ婚だったから

何も言い返せなくって

向こうの親にも結構なこと言われてきた

それは私が悪いんだってずっと思ってた

誰も助けてくれなかったし言い返してくれなかったから

でも ふとしたときに ただの気分で言ってることに気づいたんだ

いわれた通りにやっても文句しか言われないのに嫌気がさして

連絡もしないでいて

決定的に自分の精神が崩壊して 数年前からかかわることはなくなってるけど

そんな人たちと同じ苗字を名乗り続けること自体が苦痛でたまらないんだ

再婚でもしない限り 死ぬまでこの苗字を使い続けないといけないって思ったら

各種手続きがめんどくさくっても

元の名前に戻す

 

ていうことを話した数日後

父が家のローンの組みなおしをして

残りがない状態で次に渡せるように手続きしてました…

他意はないとはおもうけど…

うん 父 ありがとう

 

最近は 母と二人で話す機会が特に増えたのです

まぁ 転職とその動機を話したから仕方がないとはおもうけど

母 私はね 本当に最後の最後

いちばんの最終手段だと思ってるんだ 

実家に逃げ込むのは

本当に一番最後の手段だって思ってる

きちんとどこかで部屋を借りて 暮らす予定だよ

でも 本当にどうしても緊急で非難しなくなったときは

迷わず離婚届を書いて書かせて脱出するつもりです

私は娘のことを守らないといけないから…

出会い

旦那とは 中学の時の後輩としてであったのです

一個下の後輩

その当時から旦那のことが好きだったのではなく

全然別の人が好きだったのです

同じグループでつるんでいる人のことが好きだったのですが

ずっと告白して片思いだったのですが

高校3年の時に 片思いをしていたい相手に

「別に好きな人ができたけど 自分のことずっと好きでいてください」

って言われて 一気に冷めたのです

そんなこと言われることに情けなくって悔しくって

はらがたって 

そんなことを旦那に話してからかなぁ…よく一緒にいるようになったのは

1月の冬休みに ノリのような感じのまま付き合うようになってたのです

 

それからは しばらくはただ一緒にいるだけみたいな感じだったのです

いつからだろう 何かが狂いだしたのは…

たぶん 付き合い始めてから 半年ぐらいたった時のころかな…

妊娠したのは

私はすでに仕事をしていて それでも専門学校生だったから

今 妊娠をして出産をすることはできなかったのです

第一 旦那はまだ高校生で 責任すら取れない状況だったのです

だから 母親に相談して 旦那の親には何も言わずにおろしたのです

それから 何回かおろしたのかな…

もう ほんと 数えたくないぐらいだった

旦那が高校卒業して 大学生になってから最初の妊娠だっけ…

その時にはじめて 相手の親に話した気がする

泣きながらやってきた 旦那の親が

謝るとかではなく 責められた

そう 私は 責められるようなことをしたんだ

もう 記憶もおぼろげだけど 

やっと授かって大切に育ててきた息子をたぶらかされた

どうしてくれるんだって

旦那の母親が泣きながらそう言った

うん 責任すら取れないのに 私はひどいことをしたってさらに思った

結局その時もおろした

お金渡されて これでおろしてくれって言われた

なんとなく そのお金を受け取りたくなくって

お互いの親がいる目の前で突き返したのだけははっきりと覚えてる

話し合いが終わった後に 父と母にあの場で突き返すなって怒られた

後で 私たちのほうから返しておいたからって…

 

もう そのころには 仕事すらやる気力がなくなって

せっかく働いていた仕事もやめて

専門学校も辞めた

このころにはごはんすら食べれなくなってて

体重が38キロまで落ちてた

そんなボロボロでも 愛してる 好きだよって言われて

抱きしめられて

それが唯一私に向けられる愛なんだって思って

結局 繰り返していた

旦那が大学2年生の時にまた 妊娠した

もう 私の心と体が限界だった

だから 別れても私はこの子を産むって宣言したの

結局 流れるままに結婚して

就職するって言っていたのに 大学に通うのが続行になった

結局 大学を卒業するまでに2回留年して 6年も卒業するまでにかかってたのです

 

プロポーズもない ただ 紙切れを出しただけの結婚だったのです

それでも 順序が違うから仕方がないって思ってたし

今でもそれは思ってる

でも せめて きちんとプロポーズぐらいほしかった

覚悟を示してほしかった…

ロマンチックな何かが欲しいんじゃなくって

これからの先の未来に対する

覚悟をきちんと聞きたかったんだ…

ぽつぽつと…

自分がされていたことがDV だって気づく前は

DVって大変だなぁ 私は関係ないもんねって思ってた

ある日何気なくDV の記事を読んで

あれ?って思ったのが最初だった

私が旦那にされていたことってDVなのでは?って…

 

付き合っていた当初から 旦那は避妊をしてくれなかったのです

理由は自分がイケないからっていう理由

何回かきちんと避妊をしてみてはくれたこともあったのですが

結局 破れるから意味ないよね って笑って言われて

結局いつも避妊をしてくれなくなってました

まぁ避妊をしなければできちゃうよね 赤ちゃん…

 

最初の赤ちゃんは 旦那がまだ未成年で高校生っていう理由でおろしました

初めてのことで私自身もどうしていいのかすらわからなくて

その時は 母親に泣きつて どうしようって…

病院にも付き添ってくれて

保険証使わないでやるよって…

必死に私を守ろうとしてくれて 本当に情けなくって申し訳なくって

もう二度とこんな思いしたくないって思った

 

それなのに 半年もせずにまた妊娠…

彼はまだ大学1年生…

私は専門学校に通いつつ正社員として働いていたので

お金だけはあったから 親にも相談せずに次は一人でおろしました

 

最初におろした時から 半年から1年に一度 妊娠

そしておろす

そんなことを繰り返していたけど

私も悪いんだ きちんと避妊のお願いをしないでやっている私も悪いんだって

そう 思ってたし 今でも思ってる

おろすたびに 私の中の何かが崩れ去って行って

自殺未遂したこともある

あの頃は 何もかもやる気が起きなくって 仕事すらもできなくなっていて

笑うことすらできなくって

ごはんも食べれなくなってた

 

今でも思う

私の手は血まみれで汚れていて

子供を殺した私は幸せになる資格なんてないんだって

ずっと そうずっと思ってた

こんなに汚れていて血まみれで 軽蔑されるような私なんて

彼以外に一緒にいてくれる人はいないんだ

だから 彼の望むとおりにしなきゃ捨てられるって…

そう ずっと 思ってた

本当にずっと そう思っていたの

頑張ることすらできなくなってた

話し合いもできない 話も聞いてもらえない

会話すらできなくって 私のことすら見てくれない人だけど

それでも 浮気はしないし 子供にも優しくしてくれてる

だから これでいいんだって

ずっと そう思っていたんだ

 

でも 数年前から 少しずつ何かが壊れてきてた

そう思っていた私の中の何かが…

たぶん 最初のきっかけは 上の娘に対する旦那の態度だった

3歳児の子供にするような態度で10歳を超えて女の子らしくなってきた娘に接していたこと

見ているこちらが不快になるぐらいの過度なスキンシップ

胸が膨らんできた娘に対する その過度なスキンシップはセクハラと何ら変わりなかった

だから 娘からも私からもやめるように言っていたのに

はいはい って笑ってやらないようにするとっていうだけ

でも 一週間もたたないうちにまた同じようなことを繰り返している

そんな姿を見ていたら

急に変態の気持ち悪い不潔なオヤジに見えてきたんだ…

もともと お風呂に入っても烏の行水のほうがまだいいのではってレベルで

お湯かぶって出てくるだけ

歯磨きもしない口でキスを迫ってくるという不潔さ

たまにしっかりと湯船につかっているかと思ったら

出てきたあとのお湯は垢で真っ白…

何回かきちんと洗って歯磨きしてって言っているのに聞いてもらえない

接客業ではなくても 職場にはほかにも人がいるのだから

その脂ぎった汚い髪ぐらいどうにかして

せめて 髪をきちんと切りに行くとかして

そう 伝え続けるのに

何かにつけて理由をつけてはいつも逃げられる

 

そんなことが1年2年3年…

続いてくると もう 会話すら諦めてしまう

モラハラと言われるようなことになっているのもわかってる

でも それでも 何を言っても適当に受け流されて

ごはんの準備できたよって言っても 行くって言いながら PCの前で永遠にYouTube見てる

そんな人相手に 言葉をかけ続けることにつかれたんだ

本当に モラハラって言われても もうどうでもいいっていうぐらいには

疲れちゃったんだ…

でも まだ 子供は未成年で 私が養育していかないといけない

あんなんでも 子供も楽しく一緒に遊んでいるから必要

そう 思っていたのに

 

上の子が高校受験になって

何一つ寄り添ってもらえなくって

理解してもらえなくって

全部私がやっている状況で

とうとう それまでぎりぎり保っていた何かがプツリと途切れてしまったんだと思う

あぁ もうこいつ いらねって

 

ちょうど そのころ オンラインゲームで理想の夫婦像を見てしまったのもあるのかもしれない

夫婦そろって仲良くオンラインゲームやっているのを見たり

共働きだからって当たり前のように家事や子供の面倒を見ているお父さんの姿を見たから

言葉をかければ言葉が返ってきて

相談をすれば真剣に考えてもらえて

当たり前のことのはずなのに

それが 私にとっては当たり前ではなかった

同じくして 限界に来ていた娘から

もう無理してあいつ(旦那)と一緒にいる必要ないよって言われたのもあった

もういいんだよって 私と一緒に逃げようって

あんな奴と別れて、私のことを幸せにしてくれる人と再婚してって…

おかんは今までつらい思いしてきたんだから

おかんのことを幸せにしてくれる人と絶対に再婚してって…

弟のことなら 私も一緒に支えるから だから 離婚しようって…

 

涙が出た…

自由になってもいいんだって思った

少しずつ準備のために就活も始めた

自分の両親にはしばらく言えなかったけど

娘の公立高校の合格が決まったときに伝えた

実は転職しようと思ってること

スキルアップを目指した正社員雇用を目指してること

まだ 旦那にはそのことは一言も言っていないこと

実は 離婚を考えていること…

 

実家に転がり込むわけにはいかないから

先立つものをためるためにもすぐには離婚しないけど

それでも時期が来たらするつもりでいることを伝えた

 

離婚なんてってずっと言い続けていた母だから

きっと ものすっごく反対されるって思ってたんだ…

拍子抜けするぐらいに がんばれって言われた

本当に びっくりするぐらいに 拍子抜けするぐらいに…

がんばれって そうなったときは助けるからって

 

ごめんね母

こんな娘で 本当にごめんね

我慢すればよかったのかな

もっと がんばればよかったのかな

 

でもね 苦しいんだ

家の中で息できないんだ

顔を合わせるのも嫌だし もう話をするのも嫌なの

ここにいるのに ずっと無視されてきてたの

もう 限界なの

就活成功!!

いろんなきっかけがあったのだけど

上の子のすべり止めの高校の合格が決まって

それから旦那の給料考えたら

あ この先この人と一緒にいても無理って思ったのです

それぐらいなら 私が本気で働いてスキルアップして

母子手当受けて一人で育てる方がましだって

 

そう思ってから始めた終活

今日無事に終わりました

土日休みの日勤のみ

スキルアップ可能な場所

あちこちの転職サイトに登録してた中で

たまたまスカウトしてくださった福祉施設です

面接と仕事説明で月曜日に訪問させていただいたのですが

本当に全く今迄やったことのない分野に飛び込んでいこうとしているのに

スキルアップしたいのでいろいろ教えてくださいって言ったら

大歓迎です なんでも教えますよって言ってくださったのです

本当に感謝なのです

 

雇用形態についてお話をしたときは

正社員のほうができればって伝えたのです

スカウトに来てた内容は契約社員だったから

そうしたら 准看の資格もってるから 正社員で大丈夫ですよって

 

ほんっと 高校の時にめちゃくちゃがんばって准看とってよかったって思ったのです

 

結論として 正社員雇用で

基本給 これだけね

昇給もあるよ

賞与は年にこれだけで 夏がこれで冬がこうね

退職金もあるよ

 

旦那の職場よりもめちゃくちゃいい条件でした

ていうか 手取りはたぶんどっこいどっこいなんだけど

私 賞与で旦那の年収超える

 

今すぐ逃げることはできないけれど

でも 少しずつだけど 逃げる準備してます

今日 母親に本当にそうなったら いつでも助ける準備はできてるよって言われた

 

うん 本当にごめんね 母

本当にごめん 親不孝な娘で

でも 本当につらいの 苦しいの

家の中で 息ができないの

たしかに いま DV されてない

猫たちが私のことを守ってくれてるから

でも もう 一緒にいることが 苦しくてたまらないの

離婚したら名前選択できるのも知ってるよ

でもね 再婚しなければ変わることのないこの名前で

一生を過ごしたくないの

あの人たちと同じ名字でいることじたいが苦しいの

この名前を捨てたいの

ずっと 脅迫されてきた

ずっと 大切にされてこなかった

ずっと もうほんとうにずっと

何を言っても 響かないの

話をすること自体が虚無で むなしくてたまらないの

本当に 本当にごめんなさい

こんなことになって

 

逃げようかなって思い始めた

商業施設や公共機関の女子トイレに

よくあるDV 被害者に向けた名刺サイズの広告

こんなところにまでおいてるんだなぁって

いっつも他人事のように眺めてた

めちゃくちゃ満足してるってわけでもないけど

でも、かわいぃ娘と息子がいて

たまに怒ったりけんかをすることもあったけど

それでも笑えていて 幸せだって思ってた

 

 

でも ある日 ふとした時にDV の記事を読んで知ったんだ

 

私が旦那にされていたことは

DV だったんだって…

 

それでもまだ子供が小さくて

パートでしか働いていなくって

小さな子供を抱えたまま 親の助けも得られない状態で離婚って考えられなかった

第一 昔はDVされていたけど

今はなかったから

だから 現状でいいやって

そう 思っていたんだ…

 

でも 上の子が大きくなってきて

義務教育が終わるってなったときに

あれ?って思ったの

 

私が本気で働いて 正社員だったら

義務教育課の息子一人なら抱えていけるのではって…

 

 

今現在進行形で 逃げようって思いながら

その手段を考えたり

でも って思いとどまったり

常に迷いながら

それでも 結末は離婚に舵を切ろうと思い立った

 

そんなうさぎの ただ日常と迷いを書き綴った記録なのです

書くことで心の奥底にある迷いを消し去り続けて

完走できるようになりたいと願っている

うさぎの迷走する独り言を書き綴る場所なのです