うさぎの逃亡日記

ある日DV をされていたことに気づいたうさぎが逃亡を目指した記録

ぽつぽつと…

自分がされていたことがDV だって気づく前は

DVって大変だなぁ 私は関係ないもんねって思ってた

ある日何気なくDV の記事を読んで

あれ?って思ったのが最初だった

私が旦那にされていたことってDVなのでは?って…

 

付き合っていた当初から 旦那は避妊をしてくれなかったのです

理由は自分がイケないからっていう理由

何回かきちんと避妊をしてみてはくれたこともあったのですが

結局 破れるから意味ないよね って笑って言われて

結局いつも避妊をしてくれなくなってました

まぁ避妊をしなければできちゃうよね 赤ちゃん…

 

最初の赤ちゃんは 旦那がまだ未成年で高校生っていう理由でおろしました

初めてのことで私自身もどうしていいのかすらわからなくて

その時は 母親に泣きつて どうしようって…

病院にも付き添ってくれて

保険証使わないでやるよって…

必死に私を守ろうとしてくれて 本当に情けなくって申し訳なくって

もう二度とこんな思いしたくないって思った

 

それなのに 半年もせずにまた妊娠…

彼はまだ大学1年生…

私は専門学校に通いつつ正社員として働いていたので

お金だけはあったから 親にも相談せずに次は一人でおろしました

 

最初におろした時から 半年から1年に一度 妊娠

そしておろす

そんなことを繰り返していたけど

私も悪いんだ きちんと避妊のお願いをしないでやっている私も悪いんだって

そう 思ってたし 今でも思ってる

おろすたびに 私の中の何かが崩れ去って行って

自殺未遂したこともある

あの頃は 何もかもやる気が起きなくって 仕事すらもできなくなっていて

笑うことすらできなくって

ごはんも食べれなくなってた

 

今でも思う

私の手は血まみれで汚れていて

子供を殺した私は幸せになる資格なんてないんだって

ずっと そうずっと思ってた

こんなに汚れていて血まみれで 軽蔑されるような私なんて

彼以外に一緒にいてくれる人はいないんだ

だから 彼の望むとおりにしなきゃ捨てられるって…

そう ずっと 思ってた

本当にずっと そう思っていたの

頑張ることすらできなくなってた

話し合いもできない 話も聞いてもらえない

会話すらできなくって 私のことすら見てくれない人だけど

それでも 浮気はしないし 子供にも優しくしてくれてる

だから これでいいんだって

ずっと そう思っていたんだ

 

でも 数年前から 少しずつ何かが壊れてきてた

そう思っていた私の中の何かが…

たぶん 最初のきっかけは 上の娘に対する旦那の態度だった

3歳児の子供にするような態度で10歳を超えて女の子らしくなってきた娘に接していたこと

見ているこちらが不快になるぐらいの過度なスキンシップ

胸が膨らんできた娘に対する その過度なスキンシップはセクハラと何ら変わりなかった

だから 娘からも私からもやめるように言っていたのに

はいはい って笑ってやらないようにするとっていうだけ

でも 一週間もたたないうちにまた同じようなことを繰り返している

そんな姿を見ていたら

急に変態の気持ち悪い不潔なオヤジに見えてきたんだ…

もともと お風呂に入っても烏の行水のほうがまだいいのではってレベルで

お湯かぶって出てくるだけ

歯磨きもしない口でキスを迫ってくるという不潔さ

たまにしっかりと湯船につかっているかと思ったら

出てきたあとのお湯は垢で真っ白…

何回かきちんと洗って歯磨きしてって言っているのに聞いてもらえない

接客業ではなくても 職場にはほかにも人がいるのだから

その脂ぎった汚い髪ぐらいどうにかして

せめて 髪をきちんと切りに行くとかして

そう 伝え続けるのに

何かにつけて理由をつけてはいつも逃げられる

 

そんなことが1年2年3年…

続いてくると もう 会話すら諦めてしまう

モラハラと言われるようなことになっているのもわかってる

でも それでも 何を言っても適当に受け流されて

ごはんの準備できたよって言っても 行くって言いながら PCの前で永遠にYouTube見てる

そんな人相手に 言葉をかけ続けることにつかれたんだ

本当に モラハラって言われても もうどうでもいいっていうぐらいには

疲れちゃったんだ…

でも まだ 子供は未成年で 私が養育していかないといけない

あんなんでも 子供も楽しく一緒に遊んでいるから必要

そう 思っていたのに

 

上の子が高校受験になって

何一つ寄り添ってもらえなくって

理解してもらえなくって

全部私がやっている状況で

とうとう それまでぎりぎり保っていた何かがプツリと途切れてしまったんだと思う

あぁ もうこいつ いらねって

 

ちょうど そのころ オンラインゲームで理想の夫婦像を見てしまったのもあるのかもしれない

夫婦そろって仲良くオンラインゲームやっているのを見たり

共働きだからって当たり前のように家事や子供の面倒を見ているお父さんの姿を見たから

言葉をかければ言葉が返ってきて

相談をすれば真剣に考えてもらえて

当たり前のことのはずなのに

それが 私にとっては当たり前ではなかった

同じくして 限界に来ていた娘から

もう無理してあいつ(旦那)と一緒にいる必要ないよって言われたのもあった

もういいんだよって 私と一緒に逃げようって

あんな奴と別れて、私のことを幸せにしてくれる人と再婚してって…

おかんは今までつらい思いしてきたんだから

おかんのことを幸せにしてくれる人と絶対に再婚してって…

弟のことなら 私も一緒に支えるから だから 離婚しようって…

 

涙が出た…

自由になってもいいんだって思った

少しずつ準備のために就活も始めた

自分の両親にはしばらく言えなかったけど

娘の公立高校の合格が決まったときに伝えた

実は転職しようと思ってること

スキルアップを目指した正社員雇用を目指してること

まだ 旦那にはそのことは一言も言っていないこと

実は 離婚を考えていること…

 

実家に転がり込むわけにはいかないから

先立つものをためるためにもすぐには離婚しないけど

それでも時期が来たらするつもりでいることを伝えた

 

離婚なんてってずっと言い続けていた母だから

きっと ものすっごく反対されるって思ってたんだ…

拍子抜けするぐらいに がんばれって言われた

本当に びっくりするぐらいに 拍子抜けするぐらいに…

がんばれって そうなったときは助けるからって

 

ごめんね母

こんな娘で 本当にごめんね

我慢すればよかったのかな

もっと がんばればよかったのかな

 

でもね 苦しいんだ

家の中で息できないんだ

顔を合わせるのも嫌だし もう話をするのも嫌なの

ここにいるのに ずっと無視されてきてたの

もう 限界なの